都市再生緊急整備地域

カープが日本シリーズ進出を決めました。今年は日本一を勝ち取ってもらいたいです。

ところで紙屋町・八丁堀地区で都市再生緊急整備地域に指定されることが決まったとの報道がありました。老朽化した小規模なビルが更新時期を迎えていること、郊外の大規模店の進出で中心部の空洞化が進んだことで、中心部の声が高まり活性化を図りたいとの考えからだと思います。郊外と中心部の引っ張り合いで、近年は中心部にシフトする方向性のような気がしますが、この度の指定がなされ、建て替えが進むことがあれば、建物の機能更新が進んで、経済的にも活性化が見込まれるように思います。建替えにはお金がかかりますので、どうしても容積率緩和や支援等がセットになり、高い建物が増える傾向にあると思います。人口減少、少子高齢化の見通しの中で国としても街の構造を密度を高めてコンパクトにし、生産性を高めたいという考えはあると思いますが、子育て世代にとっては、子育ての環境も非常に重要と思います。職住接近ならぬ職育接近という言葉もあるようです。高い建物ができると日照の問題もありそうな気がしますが、高層化が進む昨今、建替えを経た次の、また次の将来の建替えを迎えたとき、どのようになるのか、また、車とAIの進化が進んだとき、場所的制約が小さくなった時、人はどこに住みたいと思うようになるのか、人と街の関りがどう変化していくのか、関心をもって見ていきたいです。